2011年12月9日金曜日

エコ導入、燃料大幅減 紫波町のラ・フランス温泉館 ~岩手日報より~

環境エネルギー普及が岩手県紫波町のラ・フランス温泉館に設置導入した温水システムが、岩手日報で紹介されました。






以下、岩手日報Webnews12/9付から引用

エコ導入、燃料大幅減 紫波町のラ・フランス温泉館

紫波町の第三セクター、紫波まちづくり企画が運営するラ・フランス温泉館は今年2月、温泉排水熱回収ヒートポンプなどを導入し、燃料使用量を大幅に減らした。町が進める循環型まちづくりの一環で、本年度中には暖房用のチップボイラーも設置し、可能な限りクリーンエネルギー利用を推し進める。

 導入したのは、排湯から熱を回収し、貯湯槽でお湯を沸かす同ヒートポンプのほか、貯湯槽のお湯で保温する太陽熱温水器、温泉館全体に電気を供給する太陽光発電機。2月末から試運転を開始し、4月ごろから本格稼働した。

 ヒートポンプと温水器の導入により、温泉館の日帰り入浴施設だけで見ると、燃料(A重油)使用量は4~10月が約3万1千リットルで、重油ボイラーだけだった前年同期の約13万リットルに比べて4分の1に減った。重油の削減により二酸化炭素(CO2)の排出削減量は約270トンになる。

 震災時、燃料確保が困難になったが、ヒートポンプなど新設備を稼働させ、日帰り入浴の営業を続けることができたという。

 紫波まちづくり企画の千葉一成(かずしげ)専務は「循環型まちづくりのモデルケースになっている。重油の削減で環境面だけでなく経営的にもプラスだ」とメリットを強調している。


ラ・フランス温泉館
ホテル湯楽々
(株)紫波まちづくり企画
〒028-3444
岩手県紫波郡紫波町小屋敷字新在家90番地
TEL (019)673-8555
FAX (019)673-8556
⇒ホームページ

2011年11月22日火曜日

被災地支援~気仙沼~【サステナジー】

気仙沼市にソーラー式街灯20基を寄贈!港に「灯り」を届けました


環境エネルギー普及代表取締役・山口が代表取締役を務めるサステナジー株式会社が、気仙沼信用金庫と共同し、アトム環境工学(株)の協力を得、被災地支援として気仙沼市にソーラー式LEDライトを寄贈しました。


左:気仙沼市菅原市長、右:山口


気仙沼大島航路が発着する気仙沼エースポートと大島・浦の浜港は、港を照らす照明がすべて流されたため、日が沈むとあたりは真っ暗に。

今回寄贈したLEDライトは、コンパクトですが結構な明るさがあり、足元を照らすには十分なパワーがあります。


歩道を照らす「ソーラー街灯」


砂利の残る歩道を照らす街灯(大島)

フェリーを利用される方々や、大島航路の運航を担っている大島汽船の方からは、

「真っ暗だった港に1つ「灯り」があるだけで、安心感が全然違う」
「街灯が設置される前は、懐中電灯がなければ動けなかった。とても助かっています。」

といった喜びの声をいただきました。


今後も、「温もり」「灯り」そして「安らぎ」を届けていきます。



2011年8月22日月曜日

太陽電池モジュール(ソーラーパネル)

太陽電池モジュールとは

 太陽電池モジュールとは、太陽光を受けて、その光エネルギーを電力に変える電力機器のことをいいます。いわゆる「ソーラーパネル」のことで、こちらの表現のほうがわかりやすい方も多いと思います。

 この1枚を「モジュール」、複数のモジュールを組み合わせた大きなかたまりを、アレイと呼びます。
 よく目にする、屋根に乗ったソーラーパネルですね。


モジュールが多ければ多いほど最大出力が増え、発電量が増えます。
 例えば、1つあたりの最大出力が185Wのモジュールを24枚設置したとすると、

185(W)×24(枚)=4440(W)=4.44kW

4.4kWの容量になります。

2011年8月20日土曜日

停電時の使い方 太陽光発電

停電時の使い方 太陽光発電


太陽光発電システムを導入しているご家庭なら、停電時でも日射があれば太陽光発電の電気を使用することができます。ただし、停電になったからといって、自動的に太陽光発電の電気を使えるようになるわけではありません。パワーコンディショナを自立運転に切り替える必要があります。

ご家庭に設置してある、パワーコンディショナを操作するだけで、簡単に運転の切り換えができます。
最近主流のパワコンのほとんどは、簡単に切り換えられるようになっています。

1 ブレーカをOFFにする
2 運転切換スイッチを「自立運転」にする
3 自立運転出力コンセントに、家庭内の電気製品の電源プラグを差し込む

たったこれだけです。簡単でしょ?



◆停電時の使い方
(※三菱電機PV-PN40G・PV-PN55Gの場合)

1 主電源ブレーカーをOFFにする

2 太陽光発電ブレーカーをOFFにする

3 運転切り替えスイッチを「自立運転」にする
  パワーコンディショナ下面にある扉を開けると、「運転切換」のスイッチがあります。すでに太陽光発電をお使いになっている場合、「連系運転」になっているはずですので、これを「自立運転」にします。
 すると、パワーコンディショナ前面の表示窓の左にある運転ランプが点滅します。
 点滅中は準備段階ですので、そのままお待ちください。(日射等発電状況により最大で5分かかります)
 自立運転の準備が完了すると、運転ランプが点灯し、自立ランプが点灯します。

4 自立運転出力コンセントに、家庭用電気製品の電源プラグを差し込む
  運転切換スイッチの隣にコンセントがありますので、あとは普段コンセントを利用している場合と同じように、使用される電気製品の電源プラグを差し込むだけで使えます。(注)1500W(100V・15A以下)まで 

※注意点
・今回紹介した使用方法は、三菱電機PV-PN40G・PV-PN55Gの場合です。異なるメーカーの製品等をお使いの場合は、必ず、お使いのパワーコンディショナの取扱説明書をお読みいただき、説明書に従って正しい方法で行ってください。
・夜間や曇天など日照量が少ない場合は発電しないため、稼働しません。
・1.5kW以上設置されている場合でも、最大1.5kWまでしか電力供給ができません。
・パワーコンディショナが運転を開始する時にも、一定以上の日射量が必要です(電力出力目安50W以上)。日射量が十分でないと、パワーコンディショナが作動しない場合があります。
・停電が復帰した場合には、必ず連系運転に切り換えてください。連系運転への切り換えをしないと、発電した電力を通常の電源から使用できなかったり、売電ができなくなります。
・非常用コンセントがパワーコンディショナに付属していない場合もあります。メーカー、販売店などにお問い合わせください。


太陽光発電の賢い使い方【環境省HPより】
-停電・災害時の自立運転コンセントの活用-
http://www.env.go.jp/earth/info/pv_pamph/full.pdf

2011年8月19日金曜日

地方自治体の太陽光発電補助金、受付終了が続出

太陽光発電システム設置に対して、地方自治体も補助金出しているが、予想を上回る申込があったため、予算超過による受付を終了する自治体が相次いでいる。

以下、引用 太陽生活ドットコムhttp://taiyoseikatsu.com/news/201108/tn201108-05.html

たとえば埼玉県は、8月8日に予算超過により受付を終了した。予定の受付終了日は2011年12月15日だったので、3カ月も早期に終了したことになる。埼玉県の担当者は、「受付終了日まで予算が持つように、支給対象を既築住宅のみに限定し、補助金額も2010年度の1キロワットあたり5万円から4万円に減額した」とのことだが、予想を上回る補助金の申し込みに予定よりも大幅に早い終了となったようだ。
これと同様に市区町村においても、予定の終了日を待たずに受付を終了するところが増えている。神奈川県では、補助金を支給している33市町村のうち、すでに13市町村が受付を終了している。同様に埼玉県の49市町村のうち21市町村が、千葉県の18市町村のうち7市町村が、愛知県の46市町のうち16市町がすでに受付を終了している。このほかの都道府県においても、受付締め切り前に予算額に達したことを理由に受付を終了している市区町村が増えている。

 岩手県では8/18現在、平成23年度分の補助金受付を開始した自治体のうちで、補助金受付を終了したところはないようですが、いずれの自治体でも予算額に達した時点で早期に受付を終了する可能性があります。
 なお、一部市区町村では、補正予算などにより補助金の支給を再開している場合もありますので、太陽光発電の設置を考えている方は、各市区町村の窓口や施工業者に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。


 環境エネルギー普及株式会社 〒020-0015 岩手県盛岡市本町通2丁目8番25号ホームページ お問い合わせ

2011年8月18日木曜日

パワーコンディショナ

パワーコンディショナとは?

 パワーコンディショナ(パワコン)とは、太陽電池が発電する直流電力を交流電力に変換する装置です。
 太陽電池で発電した電気は「直流」と呼ばれるもので、そのままでは家庭で利用できません。そこで、家庭でも利用できる「交流」に変える必要があります。
 パワーコンディショナは、太陽電池が発電した電気を家庭でも使えるようにする役割を担っています。




 停電時に太陽電池から発電された電気を使用する際も、パワーコンディショナで変換された電気を使用します。停電時には、使用したい電化製品の電源プラグを、パワーコンディショナについているコンセントに直接つないで使用します。

  また、パワーコンディショナにも変換効率があり、変換効率が高いほど効率よく電気を利用することができます。現在では、変換効率が90%~97%程度のものが主流です。

 

2011年7月27日水曜日

石巻2

ついに太陽熱温水器&シャワーブースの設置が終わりました。
設置したコミュニティーセンターのです!


前回までは、太陽熱温水器のみの設置でした。
今回はユニットハウスの中にシャワーブースを設置してきました。


宮城県知事も本日27日に、8月1日をもって自衛隊に撤退要請をすると表明しましたが、設置が間に合ってよかったと思います。
入浴設備は民間団体等に引き継がれるようですが、避難所からバスで入浴にいかなければならない状況よりも、避難所のすぐそばにあった方がずっとよいと思います。

2011年7月22日金曜日

石巻!

7月20日に石巻市の避難所になっている向陽地区コミュニティセンターに、太陽熱温水器を設置してきました。

全部で4基設置してきました。
25日に再度、向陽コミュニティセンターに行き、今度はシャワーブース3台をくっつけてきます。
ので、まだ完成ではありません。

21日に、水漏れ等の確認に行ってきましたが、うまく設置できていました!
台風も来ていたこともあり、曇り空の正午でしたが、40度前後のお湯になっていました。

この太陽熱温水器とシャワーブースの設置で、少しでも避難生活が改善されればと思います。

2011年6月22日水曜日

大船渡での太陽熱温水器設置作業!

こんにちは。
環境エネルギー普及の五十川です。

大船渡の避難所に太陽熱温水器を設置してきました。



これは215Lのタンクがのっている自然循環方式の太陽熱温水器です。
真空管は24本ついてます!!

避難所のため、耐熱ホース等を利用し簡易に設置してきました。
一度も水漏れなく、うまく設置できました。



本来であればもっと早く設置できましたが、時間がかかってしまいました。

これから、自衛隊等も本格的に撤退していくようなので、まだ多くの方が避難されている
場所に設置できればと活動を続けています!!